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【釜山銀行】据置:A/安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 17I0069

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https://www.jcr.co.jp/

1 7 - I- 0 0 6 9

2 0 1 8 年 2 月 2 8 日 株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

釜山銀行

(証券コード:-)

【据置】

外貨建長期発行体格付 A

格付の見通し 安定的

債券格付 A

■格付事由

(1) 韓国釜山市を本拠とする地方銀行で、BNK ファイナンシャルグループ(BNKFG)の中核銀行。総資産は 51兆ウォン(17/12期末、約5兆円)と韓国の地銀で最大である。釜山市ではリーディングバンクとして

個人および中小企業をはじめとする法人と堅固な取引基盤を築いており、預貸金とも 30%前後のトップ

シェアを維持している。BNKFGは14年に買収した慶南銀行も傘下に擁し、慶尚南道・蔚山を含む東南圏

全域で高いプレゼンスを有する。格付は、地元における堅固な事業基盤、比較的高い収益力、相応の資本

水準に支えられている。一方、事業基盤が特定地域に集中していることや市場性調達に依存した外貨調達

構造などが格付の制約点である。東南圏では造船等製造業の低迷が続いており、事業環境は依然として厳

しい。このため当面は与信費用が高い水準で推移する可能性があるが、高い収益力や現状の資本水準を考

慮すれば、リスクに対するバッファーは十分と考えられる。

(2) 貸出残高は地元製造業の低迷や不動産市況の軟化を背景に足元で伸びが鈍化しているものの、前年比での

増勢は維持している。低金利環境下でも純金利収入は拡大基調で推移しており、トップライン収益の堅調

さを支えている。低コスト預金の増強などにより利ざやの縮小に歯止めがかかりつつあるほか、経費抑制

も効いてきており、低下を続けてきた基礎的な収益力に底打ちの兆しがみられる。引当前営業利益(有価

証券関連損益を除く)ベースの ROAは 17/12期で1%超と他の地銀比で高い水準を確保しており、ある

程度の与信費用であれば収益で吸収することが可能である。17/12 期決算では、引当前営業利益は前期比

で増加した一方、貸倒引当金繰入の大幅な増加によって最終利益は約4割減となった。グループ全体でみ

ると、慶南銀行において利ざやの改善や与信費用の抑制が図られてきたことで利益への下押し圧力が緩和

されている。

(3) 不良債権比率は上昇を続けており、17/12 期末には 1.53%となった。16/12 期まで与信残高比 40~50bp で推移していた与信費用も 17/12期には80bp 台と比較的高い水準まで増加している。造船業向けに加え て、足元ではプロジェクトファイナンスをはじめとする不動産関連の与信でも劣化がみられる。貸出ポー

トフォリオの分散や要注意以下に分類されている債権の状況などからリスクは総じて管理可能と JCR で

はみているが、大口先に不動産や造船・海運業の与信先が多く含まれることもあり、市況低迷による与信

費用への影響を引き続き注視していく必要がある。慶南銀行は製造業へのエクスポージャーがより大きい

が、同行では強化された信用リスク管理体制の下で不良債権比率が低下傾向にあり、与信費用も大きく増

加することなく推移している。

(4) グループ連結の普通株式等 Tier1 比率は改善傾向にあり、17/12期末で 9.6%と A の格付に見合った水準 を確保している。今後も内部留保の蓄積により相応の資本水準が維持されるとみている。流動性は預貸率

や流動性カバレッジ比率に照らして問題のない状況にあるが、外貨調達を借入金など預金以外の調達手段

に依存しているため、外貨流動性が市場環境の影響を受けやすくなっている。

(2)

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https://www.jcr.co.jp/

■格付対象

発行体:釜山銀行(Busan Bank)

【据置】

対象 格付 見通し

外貨建長期発行体格付 A 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 6 回円貨社債(2015) 200 億円 2015 年 6 月 16 日 2018 年 6 月 18 日 0.65% A

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2018年2月26日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:増田 篤

主任格付アナリスト:田村 喜彦

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に「信用格付の 種類と記号の定義」(2014年1月6日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に、 「コーポレート等の信用格付方法」(2014年11月7日)、「銀行等」(2014年5月8日)、「銀行持株会社および子銀 行の格付けについて」(2001年3月15日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 釜山銀行(Busan Bank)

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。 本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCR の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性 の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外 の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCR が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入 手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・格付関係者が提供した監査済財務諸表

・格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

JCR は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、 独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、 当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NRSRO 登録状況

JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■本件に関するお問い合わせ先

参照

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